CULTURE
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/ 2022.01.19
【Aインタビュー】 vol.4『nao』
韓国に実際に住んで活動している方や、様々な分野で活動していた方にインタビューする企画、その名も【Aインタビュー】
第4回目は、
韓国人の旦那さん、お子さんと韓国で暮らしながら、自らアパレルブランドを運営。
ライフスタイルがとってもオシャレと話題のnaoさんにインタビュー‼
長年のファッション通販サイト運営経験と韓国好きが高じて韓国に移住後、現地の文化やリアルなファッショントレンドをタイムリーにInstagramを通して発信。
日韓国際結婚・異国の地での出産を経験し、日々育児と仕事に奮闘中!
韓国に興味を持ったきっかけは何ですか?
nao(以下n): 実は最初から興味があったわけじゃないんです。笑
大学生の時に語学選択で中国語か韓国語、どちらかを選ばなきゃいけない時に、友達が選択してたから韓国語でいいかぁ〜と決めたくらいなんです。
大学の卒業あたりで、BIGBANG好きないとこの影響で少し興味が出てきてドラマを観始めました。
BIGBANGをキッカケに韓国のファッションにも興味がわいてきました。
当時、私の好きだった日本のブランドでも、小物や雑貨が韓国のECサイトでまったく同じものが売られていたり、ブランドプロデューサーやMDの方たちが韓国出張によく行ってたりしているのをブログで見たりしていたのもあって、この商品は韓国から仕入れてるんだ‼と日本と韓国の物流関係に気が付いて、韓国にはそういうファッション問屋があると言う事を知ったり、そんな発見も楽しくて韓国にどんどん興味がわいてきたのかも。
どうしてアパレルの道に進みたいと思ったんですか?
n: 元々、ファッションの雑誌の編集をしたかったから、デザイン学科に通ってました。
そこでデザインを色々勉強しました…CG やグラフィック、イラストレーターやフォトショップ等。
今思えばここでの勉強が今後に間違いなく役立っています。
大学3年で、就職先を決めないといけない時にアパレルの通販サイトや、本社で働きたい願望があったんですが、どこも店舗からスタートで…
私は接客には自信がないからと思って諦めたんです。
そこで大学の先生が靴の卸の会社を紹介してくれたので、入社しました。
アパレルではなかったけど、そこで通販サイトの運営全般を任され、専門的に指導して下さる上司や先輩も特にいる環境ではなかったので、手探りの中通販サイトの勉強や運営全般を学びました。
そこで靴のバイイングにも関わることができ、東京や神戸で展示会を回ったり、バイヤーのお仕事もここで勉強しました。
1年半働いて、知識と実力が身に付いたので、違うアパレル会社に入社できました‼
そこで大手通販サイトの運営を担当させて頂き、出店後からブランドが1年でかなり成長して、私個人としてもそこで自信がついたので、新たなステップに進もうと思いました。
韓国に渡ろうと思った経緯は?
n: 日本で働いている時に、今の旦那さんに出会ったんです。
韓国で仕事をしたいのもあったし、頻繁に会いたい気持ちもあったので渡る事を決意しました‼
何となく、彼が韓国に居るからいつかは韓国に行くだろうな〜と思ってました。笑
出会い方はちょっと恥ずかしいから、お話出来ないんですけど(笑)
彼が仕事でたまたま日本に来た時に出会って、お付き合いが始まりました。
初めて会った次の月に日本で会って、次の次の月には韓国で会ってました‼
彼の存在も大きいし、韓国で仕事をしたい気持ちもとにかく大きかったです。
韓国を基盤にしたアパレルブランドをやる事へ、挑戦してみたいという思いと、出来る自信というより、今までの経験から始められると思ってました。
独立して自分がしたいアパレルブランドの経験を日本で積みつつ、韓国にいつか渡る日を夢みて準備をしてました。
そんな時、日本でのお仕事をする中で知り合った方からのスカウトがあり、ありがたい事に韓国に飛ぶ前から、ブランドをやる事が決まりました。
なので、韓国に飛ぶ4ヶ月前から準備をしてました。
準備はワーホリビザ取得、働く環境を整える、住む場所を決める等。
自分だけでやるのは難しかったので、その時にしていた仕事の周りの方には感謝してます。
(韓国での撮影風景)
いざ韓国で仕事をする上で大変だったことは何ですか?
n: 日本でもそうだと思うんですが、やっぱり人間関係や方向性の違いがあると大変でした。
韓国人は先輩後輩や友達と仕事をすることが多いので、余計に感情的になる方が多いんです。笑
韓国でアパレルをやりたいのであれば、まったく分からないまま韓国に行くのは難しいかなと思います。
ある程度は日本でも勉強したり経験しておいた方がいいです。
私の考え方として、自分がしたい仕事だし、しなきゃいけないと思うから苦だと思った事はないです。
言葉の壁にぶつかったとしても、自分がそのぶん勉強しなきゃという気持ちが強いから大変だったと感じたことはないです‼
(韓国での買い付け風景)
韓国での生活が4年と聞いたんですが、韓国での結婚や出産で大変だと思う事はありましたか?
n: 結婚前はそんなに感じなかったけど、結婚してから出産に至るまでは大変だったかもしれないです。
出産も、本当は日本で生みたかったけど、コロナ禍ということもあって韓国で産む事になり最初は不安でした。
出産前後も仕事をしていたので、生まれてすぐは日本にいる家族のそばに居て手伝ってもらった方がいいかなと思ってたんですけど、旦那さんや旦那さんのお姉さんにも韓国の方がいいよと言われ続けました。笑
初産なので、日本と韓国を比べようがないんですが、いざ韓国で産んだら、良かったなと思いました!
韓国では調理院(조리원)という産後ケアをしてくれるところで2週間過ごすのが一般的なんです。
入っている期間や、別途マッサージ費とか、コースも色々なんです。
私も、出産してから2週間そこにうつって子どもをみてもらったり、身体の管理やケアをしてもらいました。
看護師さんがいつも寄り添ってくれて、出てるお腹をマッサージしてくれたりと至れり尽くせりです。
ただ、コロナ禍だったので旦那さんに全く会えず…
産む瞬間も立ち会えないし、産んでから子どもに会えないので寂しそうでした。
どの家庭もそうなので、最終日になると調理院(조리원)の出口にお父さんたちがお迎えで列になってます。笑
韓国人と結婚した事や子どもを産んだ事で大変なことや思い出はありますか?
n: 韓国人の家族にもよりますが、名前をつける時に少し大変でした。
自分でつけたかったけど、韓国はサジュ(四柱)という、生年月日や産まれた時間からそれにあった名前を決めるという習わしがあって名前を3個くらい作ってもらうんです。
名前をすごく大切にしてるので、子どもの時に大きな病気になったら、改名する事もよくあるそうです。
名前で人生が変わると考えてる人が多いみたい。
私の場合は、韓国でも日本でも読める名前がいいという希望を、サジュ(四柱)を考えてくれる方に伝えました。
韓国での子育てで大変な事は、今のところ感じませんが、育児や教育に関して韓国のオンマたちの欲と意地が強い分、そこに着いて行けるのかとか、私も今後の事を考えると大変になりそうだなと思ってます。笑
子どもを守る国なので、子どもの暴力のニュースがあがると国民が立ち上がって重い刑にと懇願するくらいです。
韓国のおじさんおばさんは自分の孫でもないのに可愛がって面倒みてくれます。笑
韓国語はどうやって学んだんですか?
n: 大学で学んでた時は韓国語に興味がなかったからアニョハセヨ、カムサハムニダ、オッパくらいしか分からなかったです。
彼と出会った次の日から勉強したんですけど今思えば、彼と出会ったからという気持ちを利用して語学学習に結びつけてました。笑
1年仕事を休んでるときに時間があったので、週4〜5日・5〜6時間スタバで勉強してました。
最終的な形はなかったけど、語学を学ぶことにゴールを見出してました。
他の勉強法でいうと、家の中ではずっと韓国の番組を流したり、耳から慣らしてました。
今のように喋ることができるようになったのは韓国に来てからで、聞く耳は日本で養っておきました。
今の韓国のファッショントレンドや、カルチャートレンドはありますか?
n: 秋は龍山家族公園(용산가족공원)がブームで、韓国のファッションインフルエンサーがみんな撮影しに来てました。笑
バラクラバは引き続きブームです。
チェッカー柄も人気でしたよね‼︎
インスタグラムの世界観や、写真がすごくおしゃれ♡コツなどありますか?
n: 基本的に全てiPhoneで撮影してます!
サイトに載せる写真も、iPhoneです。
オシャレ韓国ライフを発信しているnaoさん、
皆さん要チェックです♡
naoさんのSNSはこちら。
Instagram
過去のAインタビューはこちら
第4回目は、
韓国人の旦那さん、お子さんと韓国で暮らしながら、自らアパレルブランドを運営。
ライフスタイルがとってもオシャレと話題のnaoさんにインタビュー‼
nao
福岡県出身長年のファッション通販サイト運営経験と韓国好きが高じて韓国に移住後、現地の文化やリアルなファッショントレンドをタイムリーにInstagramを通して発信。
日韓国際結婚・異国の地での出産を経験し、日々育児と仕事に奮闘中!
韓国に興味を持ったきっかけは何ですか?
nao(以下n): 実は最初から興味があったわけじゃないんです。笑
大学生の時に語学選択で中国語か韓国語、どちらかを選ばなきゃいけない時に、友達が選択してたから韓国語でいいかぁ〜と決めたくらいなんです。
大学の卒業あたりで、BIGBANG好きないとこの影響で少し興味が出てきてドラマを観始めました。
BIGBANGをキッカケに韓国のファッションにも興味がわいてきました。
当時、私の好きだった日本のブランドでも、小物や雑貨が韓国のECサイトでまったく同じものが売られていたり、ブランドプロデューサーやMDの方たちが韓国出張によく行ってたりしているのをブログで見たりしていたのもあって、この商品は韓国から仕入れてるんだ‼と日本と韓国の物流関係に気が付いて、韓国にはそういうファッション問屋があると言う事を知ったり、そんな発見も楽しくて韓国にどんどん興味がわいてきたのかも。
どうしてアパレルの道に進みたいと思ったんですか?
n: 元々、ファッションの雑誌の編集をしたかったから、デザイン学科に通ってました。
そこでデザインを色々勉強しました…CG やグラフィック、イラストレーターやフォトショップ等。
今思えばここでの勉強が今後に間違いなく役立っています。
大学3年で、就職先を決めないといけない時にアパレルの通販サイトや、本社で働きたい願望があったんですが、どこも店舗からスタートで…
私は接客には自信がないからと思って諦めたんです。
そこで大学の先生が靴の卸の会社を紹介してくれたので、入社しました。
アパレルではなかったけど、そこで通販サイトの運営全般を任され、専門的に指導して下さる上司や先輩も特にいる環境ではなかったので、手探りの中通販サイトの勉強や運営全般を学びました。
そこで靴のバイイングにも関わることができ、東京や神戸で展示会を回ったり、バイヤーのお仕事もここで勉強しました。
1年半働いて、知識と実力が身に付いたので、違うアパレル会社に入社できました‼
そこで大手通販サイトの運営を担当させて頂き、出店後からブランドが1年でかなり成長して、私個人としてもそこで自信がついたので、新たなステップに進もうと思いました。
韓国に渡ろうと思った経緯は?
n: 日本で働いている時に、今の旦那さんに出会ったんです。
韓国で仕事をしたいのもあったし、頻繁に会いたい気持ちもあったので渡る事を決意しました‼
何となく、彼が韓国に居るからいつかは韓国に行くだろうな〜と思ってました。笑
出会い方はちょっと恥ずかしいから、お話出来ないんですけど(笑)
彼が仕事でたまたま日本に来た時に出会って、お付き合いが始まりました。
初めて会った次の月に日本で会って、次の次の月には韓国で会ってました‼
彼の存在も大きいし、韓国で仕事をしたい気持ちもとにかく大きかったです。
韓国を基盤にしたアパレルブランドをやる事へ、挑戦してみたいという思いと、出来る自信というより、今までの経験から始められると思ってました。
独立して自分がしたいアパレルブランドの経験を日本で積みつつ、韓国にいつか渡る日を夢みて準備をしてました。
そんな時、日本でのお仕事をする中で知り合った方からのスカウトがあり、ありがたい事に韓国に飛ぶ前から、ブランドをやる事が決まりました。
なので、韓国に飛ぶ4ヶ月前から準備をしてました。
準備はワーホリビザ取得、働く環境を整える、住む場所を決める等。
自分だけでやるのは難しかったので、その時にしていた仕事の周りの方には感謝してます。
(韓国での撮影風景)
いざ韓国で仕事をする上で大変だったことは何ですか?
n: 日本でもそうだと思うんですが、やっぱり人間関係や方向性の違いがあると大変でした。
韓国人は先輩後輩や友達と仕事をすることが多いので、余計に感情的になる方が多いんです。笑
韓国でアパレルをやりたいのであれば、まったく分からないまま韓国に行くのは難しいかなと思います。
ある程度は日本でも勉強したり経験しておいた方がいいです。
私の考え方として、自分がしたい仕事だし、しなきゃいけないと思うから苦だと思った事はないです。
言葉の壁にぶつかったとしても、自分がそのぶん勉強しなきゃという気持ちが強いから大変だったと感じたことはないです‼
(韓国での買い付け風景)
韓国での生活が4年と聞いたんですが、韓国での結婚や出産で大変だと思う事はありましたか?
n: 結婚前はそんなに感じなかったけど、結婚してから出産に至るまでは大変だったかもしれないです。
出産も、本当は日本で生みたかったけど、コロナ禍ということもあって韓国で産む事になり最初は不安でした。
出産前後も仕事をしていたので、生まれてすぐは日本にいる家族のそばに居て手伝ってもらった方がいいかなと思ってたんですけど、旦那さんや旦那さんのお姉さんにも韓国の方がいいよと言われ続けました。笑
初産なので、日本と韓国を比べようがないんですが、いざ韓国で産んだら、良かったなと思いました!
韓国では調理院(조리원)という産後ケアをしてくれるところで2週間過ごすのが一般的なんです。
入っている期間や、別途マッサージ費とか、コースも色々なんです。
私も、出産してから2週間そこにうつって子どもをみてもらったり、身体の管理やケアをしてもらいました。
看護師さんがいつも寄り添ってくれて、出てるお腹をマッサージしてくれたりと至れり尽くせりです。
ただ、コロナ禍だったので旦那さんに全く会えず…
産む瞬間も立ち会えないし、産んでから子どもに会えないので寂しそうでした。
どの家庭もそうなので、最終日になると調理院(조리원)の出口にお父さんたちがお迎えで列になってます。笑
韓国人と結婚した事や子どもを産んだ事で大変なことや思い出はありますか?
n: 韓国人の家族にもよりますが、名前をつける時に少し大変でした。
自分でつけたかったけど、韓国はサジュ(四柱)という、生年月日や産まれた時間からそれにあった名前を決めるという習わしがあって名前を3個くらい作ってもらうんです。
名前をすごく大切にしてるので、子どもの時に大きな病気になったら、改名する事もよくあるそうです。
名前で人生が変わると考えてる人が多いみたい。
私の場合は、韓国でも日本でも読める名前がいいという希望を、サジュ(四柱)を考えてくれる方に伝えました。
韓国での子育てで大変な事は、今のところ感じませんが、育児や教育に関して韓国のオンマたちの欲と意地が強い分、そこに着いて行けるのかとか、私も今後の事を考えると大変になりそうだなと思ってます。笑
子どもを守る国なので、子どもの暴力のニュースがあがると国民が立ち上がって重い刑にと懇願するくらいです。
韓国のおじさんおばさんは自分の孫でもないのに可愛がって面倒みてくれます。笑
韓国語はどうやって学んだんですか?
n: 大学で学んでた時は韓国語に興味がなかったからアニョハセヨ、カムサハムニダ、オッパくらいしか分からなかったです。
彼と出会った次の日から勉強したんですけど今思えば、彼と出会ったからという気持ちを利用して語学学習に結びつけてました。笑
1年仕事を休んでるときに時間があったので、週4〜5日・5〜6時間スタバで勉強してました。
最終的な形はなかったけど、語学を学ぶことにゴールを見出してました。
他の勉強法でいうと、家の中ではずっと韓国の番組を流したり、耳から慣らしてました。
今のように喋ることができるようになったのは韓国に来てからで、聞く耳は日本で養っておきました。
今の韓国のファッショントレンドや、カルチャートレンドはありますか?
n: 秋は龍山家族公園(용산가족공원)がブームで、韓国のファッションインフルエンサーがみんな撮影しに来てました。笑
バラクラバは引き続きブームです。
チェッカー柄も人気でしたよね‼︎
インスタグラムの世界観や、写真がすごくおしゃれ♡コツなどありますか?
n: 基本的に全てiPhoneで撮影してます!
サイトに載せる写真も、iPhoneです。
オシャレ韓国ライフを発信しているnaoさん、
皆さん要チェックです♡
naoさんのSNSはこちら。
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